Open Dynamics Engine

『ODE-0.9』を『Visual C++ 2008 Express Edition』で動かす

1. Visual C++ 2008 Express Edition のインストール方法

Visual C++ 2008 Express Editionのインストール方法は,インターネットから直接ダウンロードするWEBインストールと,DVD イメージからのインストールの二種類の方法があります.どちらかの方法を選んで,Visual C++ 2008 Express Editionをインストールしてください.

WEBインストール高速なインターネット回線に接続しているならば,こちらの方が簡単と言えます.マイクロソフトのViaul Studio 2008 Express Editionのホームページに行き,WEBインストールを選択しましょう.たしかダウンロード容量は300メガバイトと,ISOファイルをダウンロードするよりも速いです.
DVD イメージからのインストールこのインストール方法には,DVDイメージを読み取ることの出来るソフトウェアが必要となります.まずは,仮想CD/DVDソフトウェアのDaemon toolsをダウンロードしてインストールしてください.
---------<注意>---------
パソコンによってはデーモンツールの最新版入れるとブルーバックとなってしまいます.そこで私は古いバージョン『daemon344.exe』を使用し,インストールしています.ただしその場合でも,不具合となる可能性があり,『コントロールパネル>システム>ハードウェア>デバイスマネージャ』で『!』マークの付いている項目(PnP BIOS Extension&ST3WOLF SCSI)を削除する必要があります.
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その後,Visual C++ 2008 Epress EditionのDVDイメージ(isoファイル,1ギガバイト)をダウロードし,Daemon toolsにより仮想DVDとしてインストールを行なってください.


2. Open Dynamics Engineのインストール方法

次に,最新版のODE0.9のインストール方法を説明します.

手順内容
1ODEのダウンロードサイトに行き,『ode-src-0.9.zip』をダウンロードしてください.そのZIPファイルの解凍した時に得られる『ode-0.9』フォルダをCドライブ(『c\:』)に置いてください.
2

解説図
『c:\ode-0.9\build\config-default.h』ファイルの一部を以下のように編集し,保存ください.
[変更前]
#define dSINGLE
// #define dDOUBLE

[変更後]
//#define dSINGLE
#define dDOUBLE
3

解説図
次に,『ode.lib』,『drawstuff.lib』,および各種デモプログラムの作成を行ないます.『C:\ode-0.9\build\vs2005\ode.sln』を起動し,『ビルド>ソリューションのビルド』を実行して下さい.成功すると,『C:\ode-0.9\lib』の『debugdll』フォルダに『ode.lib』,『drawstuff.lib』,および,すべてのデモプログラムの実行ファイルが生成され,動力学シミュレーションを確認することができます.


3. プロジェクト(プログラム)の新規作成方法

以上の説明で,デモプログラムを実行することまで出来るようになりました.それでは次に,自分用ODEプログラム作成&編集を行う環境を構築する方法を紹介します.ここでは,ODEデモプログラム(既存ファイル)の一つである『demo_buggy』を利用し,『mytest』というプロジェクトフォルダを作成することとします.

手順内容
1『C:\ode-0.9\ode』に『mytest』を名前としたフォルダを新規作成してください.(ここで『ode-0.9』より二層下のフォルダと位置付けることが重要です.なぜなら,コンパイルに関係するファイル群(include・lib・rcなど)との関連付けが既定されているからです.)
2

解説図
『C:\ode-0.9\build\vs2005』にある『demo_buggy.vcproj』を『mytest』にコピーしてください.
『C:\ode-0.9\ode\demo』にある『demo_buggy.cpp』も『mytest』にコピーしてください.
3

解説図
『mytest』にある『demo_buggy.vcproj』を起動し,画面上左側にあるソリューションエクスプローラーの中の『ode>demo>demo_buggy.cpp』にカーソルを持って行き削除してください.そして代わりに,そこで右クリックして『追加>既存項目』を選択し,『mytest』の中にある先ほどコピーした『demo_buggy.cpp』を指定してください.これで編集されるプログラムは,『ode>mytest>demo_buggy.cpp』となりました.
4これですべての準備が終わりました.プログラムを実行するには『デバッグ>デバックなしで開始』を選択すれば,プログラムが始まります.ソリューションエクスプローラー内の『demo_buggy.cpp』を左クリックすれば,画面上左側にソースコードが表示されますので編集することができます.この編集されるCPPファイルは『mytest』フォルダ内に保存されることとなります.
補足上記の設定において,実行形式ファイルは『c:\ode-0.9\lib\DebugDLL\demo_buggy.exe』に作成されることとなります.



添付ファイル: fileinit_ode2.jpg 2015件 [詳細] fileinit_ode1.jpg 2073件 [詳細] filemytest_b.jpg 1446件 [詳細] filemytest_a.jpg 1538件 [詳細]

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Last-modified: 2008-05-22 (木) 23:09:38 (3321d)